兼六園や武家屋敷で知られる歴史都市に金沢21世紀美術館を作って、ルーブル美術館と合同企画展をやった。毎年、金沢JAZZ STREETを開催し、神社の境内で演奏会をする。市内にあったラブホテルが目ざわりなので、買いとって緑地にした。そのため「植木屋の回し者」と批判された。
金沢市を流れる犀川沿いにW坂というジグザグの坂があり、井上靖氏が旧制四高生だったときに柔道の稽古で登って「つらくて涙が出た」(小説『北の海』)という。そのW坂の下に雑居ビルがあって景観をさまたげるので、市でビルを買いとって壊してしまった。
乱暴でしょ。だけど、いまどきこれほどの辣腕をふるう市長がどこにいますか。茶屋街の養成事業を助成する。料理職人塾、工芸工房を開設する。伝統工芸の金沢和傘の職人が一人だけになってしまうと、自ら「弟子入りしたい」といい出した。きわめつけは旧町名復活で、住所表示から消えてしまった11の旧町名を復活した。旧町名が復活すると、朝市がたち、清掃活動が活発になり、住人の連携が強まった。反対する人がいても信念はまげない。
必要なことは、強権ではなく、ビジョンにそって進むこと。
(via bgnori)(naimononedariから)
出典: news.mynavi.jp


